ISMRM 2025に参加してきました

2025年5月10日~5月15日までホノルルで開催されたISMRMに参加してきました。

日曜日の朝から25分の発表をAlzheimer’s & Dementia: from diagnosis to treatmentのセッションで、Biomarkers for diagnosis: PET/MRI in Alzheimer’s Disease のタイトルで発表しました。時差ぼけの中、頑張りました。

十分準備を行いましたので参加者からは好評いただけたようでよかったです。自分自身が一番勉強になりました。AMPCの先生方、貴重な機会をありがとうございました(ISMRMからのオファーには結構ぎりぎりに来ることもあるようですが(1か月前とか)、返事はYes or はい、だそうです)。

Educational seminarでの発表(高堂)

火曜日にはOral pitchでの小野主任研究員の発表でした。アルツハイマーや変性疾患のセッションにもかかわらず、超偏極関係者が複数見に来てくれて充実した議論ができました。

Oral pitchでの発表(小野)

アルツハイマー病のセッションのModerator業務も行いましたが、複数の興味深い発表があり、熱い議論が行われました。

超偏極MR関連の会合では、ビーチ近くで行われためきれいな景色を眺めることができました。雨が時折降るため、遠くに虹がかかっていました。

超偏極MRの会合での1枚。ビーチ手前までしか到達できず。

ハワイは以前の学会では夏だったのでもっと暑かったように思います。今回は風が吹くと涼しさもありさわやかな気候でした。

空港でのアート鑑賞。

今回も多くの情報交換ができました。年々ISMRMの参加期間中は忙しくなっているように思いますが、そういう年代なのだと思いますので、気力・体力で乗り切りたいと思います。

来年はケープタウン!1年間また体力をつけて演題も準備して参加したいと思います。

 

 

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AD/PD 2025

2025年3月31日~4月7日までAD/PD 2025 ウィーンに参加してポスター発表をして来ました。初めて参加する学会でしたが発表内容がとても充実していました。

ホテルから学会場への道すがらのドナウ川?
学会場初日の風景
最終日のピザ屋さんから
ストックホルム経由で帰路へ

 

ADのイメージングに関する最新知見を得ることが目的で参加しましたが、バイオマーカーや治療法開発研究等、たくさんの新知見を学ぶことができました。来年はコペンハーゲンで3月に開催、また参加したいと思います。

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The 15th BRI International Symposium で講演

2025年3月15日に新潟大学脳研究所で開催されたThe 15th BRI International SymposiumにてMetabolic imaging and spatial transcriptome analysis on Alzheimer’s disease model miceのタイトルで発表させていただきました。脳腫瘍に対するトランスクリプトーム解析がメインの国際シンポジウムでしたが、手法から病態まで多岐にわたる話題が組まれ、大変勉強になりました。招待いただいた棗田学先生、大変ありがとうございました!

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分子研・スピン生命フロンティア合同研究会にて講演

分子研・スピン生命フロンティア合同研究会(自然科学研究所 岡崎コンファレンスセンター)にて、超偏極MRIを中心とした代謝イメージングによる脳研究、というタイトルで講演させていただきました。MRやNMRに関係する異分野の研究者が集い、活発な議論が行われとても刺激になりました。企画いただいた先生方、大変ありがとうございました。

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ISMRM Hyperpolarization Study Group で講演

ISMRMのVirtual meeting ‘Historical & New Perspectives on Hyperpolarized MRI’ で講演の機会をいただきました。夜中1時半からの発表で体力的には大変でしたが良い経験となりました。ISMRMのWebページでアーカイブスとして記録されるようです。視聴は関係者に限られますがご興味ありましたらどうぞ!

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小野麻衣子博士の筆頭著者論文が受理されました!

小野麻衣子博士の筆頭著者論文 Awake brain MRSI reveals anesthetic sensitivity and regional aging effects on [13C]bicarbonate metabolism in miceFrontiers in Neuroimaging に受理されました。

本研究では、マウスを対象に超偏極MRSIを用いて[Bicarbonate]代謝を解析し、覚醒下の実験系が[Bicarbonate]の検出に有用であることを明らかにしました。また、[Bicarbonate]代謝に加齢が影響することを発見しています。従来のマウス実験は麻酔下でしか行えず、[Bicarbonate]の検出は困難とされていましたが、覚醒下の実験系を構築することでこの課題を克服しました。

[Bicarbonate]はミトコンドリア機能を反映する可能性があるため、この評価系は、アルツハイマー病をはじめとする様々な疾患モデルマウスへの応用が期待されています。病態研究への大きな貢献が期待される本成果に、心よりお祝い申し上げます!

 

 

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超偏極MRのヒト研究の総説

ISMRMの超偏極スタディグループメンバーの一部で構成されるHP 13C MRI Consensus Groupに参加し、これまで活動してまいりましたが、今年初めにヒト超偏極MRIの実際的な内容をまとめた総説論文を公開いたしました。

Current methods for hyperpolarized [1-13C]pyruvate MRI human studies. Magn Reson Med. 2024 Jun;91(6):2204-2228. doi: 10.1002/mrm.29875.

この論文は、今後ヒトを対象とした超偏極MR研究を開始する際の参考となる内容と思います。現在、メンバーで続報を準備中であり、2025年度には公開される見込みです。また進展がありましたらお知らせしたいと思います。

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SIGMA XIに小野麻衣子博士が選出!

研究メンバーの小野麻衣子博士がSIGMA XI(Sigma Xi)科学研究名誉協会の正会員として正式に選出されました!

シグマ・サイは世界最大の総合研究名誉協会であり、国際的かつ学際的な研究科学者および技術者の組織です。

この協会の歴史を通じて、200名以上の会員がノーベル賞を受賞しており、それ以外にも多くの会員が米国科学アカデミーや米国工学アカデミーの会員に選出されています。PETリガンドの開発や認知症研究での顕著な功績が評価されての選出です。

おめでとうございます!

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認知症学会(郡山)に参加しました

郡山で認知症学会に参加しました。

認知症についての臨床から基礎研究まで、最新の動向を勉強させていただきました。

今後の研究及び臨床に生かしていきたいと思います。

来年は新潟開催です。

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第25回日本脳神経核医学研究会で講演

2024年11月9日、横浜で開催された日本脳神経核医学研究会で内容の企画・自身での発表をさせていただきました。

第25回脳神経核医学研究会

清水宏先生(新潟脳研・病理学分野)からはPSP病理の詳細なお話をいただき、PSPの臨床診断の難しさを再認識いたしまして、日常臨床及び現在の研究への示唆をいただきました。また、石井賢二先生(東京都健康長寿医療センター研究所)にはFDG-PETの基礎から応用にわたる広範なお話を伺うことができ、大変勉強になりました。座長をお勤めいただいた木村泰之先生(長寿研)、運営委員の先生方、貴重な機会をいただきありがとうございました。

会の後には懇親会もあり、楽しく情報交換をさせていただきました。皆様、大変おつかれさまでした。

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