この論文は、今後ヒトを対象とした超偏極MR研究を開始する際の参考となる内容と思います。現在、メンバーで続報を準備中であり、2025年度には公開される見込みです。また進展がありましたらお知らせしたいと思います。
SIGMA XIに小野麻衣子博士が選出!
認知症学会(郡山)に参加しました
第25回日本脳神経核医学研究会で講演
2024年11月9日、横浜で開催された日本脳神経核医学研究会で内容の企画・自身での発表をさせていただきました。
清水宏先生(新潟脳研・病理学分野)からはPSP病理の詳細なお話をいただき、PSPの臨床診断の難しさを再認識いたしまして、日常臨床及び現在の研究への示唆をいただきました。また、石井賢二先生(東京都健康長寿医療センター研究所)にはFDG-PETの基礎から応用にわたる広範なお話を伺うことができ、大変勉強になりました。座長をお勤めいただいた木村泰之先生(長寿研)、運営委員の先生方、貴重な機会をいただきありがとうございました。
会の後には懇親会もあり、楽しく情報交換をさせていただきました。皆様、大変おつかれさまでした。
デンマーク出張
超偏極MRIのトレーニングコースに参加するため、先週土曜日から今週にかけてデンマークのオーフスに出張してきました。
https://mr.au.dk/trainingcourse2024
今年2度目のデンマークです。
主催者推奨のホテルに泊まりこみ、朝から晩までセミナーと実習でした。超偏極MRIを基礎から臨床にいかに持っていくか、協調して進めていく姿勢がとても勉強になりました。
臨床研究の始まったイメージング技術ですが、これをいかに臨床に役立つ技術にまでもっていくか、参加者で熱い議論がありました。実験技術のおさらいにもなり今後の方向性も感じ、新たな交流も生まれ、とても貴重な経験ができました。次回は2年後に開催とのことです。
・この技術を臨床(脳疾患)にどのように役立てられるか
・この技術のプレーヤーを増やすこと
このあたりが自分にとっての課題と感じました。
トレーニングコースの内容について知りたい方がもしいらっしゃいましたら、どうぞご連絡ください。新たな研究分野への参入(基礎・臨床問わず)も歓迎です。
JSMRM 2024に参加しました
2024年9月27日~、千葉幕張で開催されたJSMRM 2024(大会長 小畠隆行先生)に参加して参りました。大会長指定講演(前座)とISMRM-JPC(会長 福永雅喜先生)の様子です。超偏極MRのシンポジウムでも発表させていただき、アルツハイマー病の早期診断への利用可能性等について議論させていただきました。大会運営の先生方、ご参加の先生方、大変お疲れさまでした!
JSMRM 2024 幕張に参加します!
今週の金曜日から幕張にてJSMRM 2024が開催されます。
金曜には上記、超偏極MRIの脳疾患の展望についてお話させていただきます。
土曜は大会長指定講演の紹介発表です(前座)。
Dr. RonenはDW-MRSを用いた研究で最もアクティブな研究者の一人です。貴重な講演を聞けるのを楽しみにしています!
メンバーからは土曜日の午前と午後(ISMRM-JPC)に超偏極・小動物MRIの発表があります。JSMRM参加予定で脳代謝にご興味がある方はぜひお越しください!
筑波大学征矢研究室で講演させていただきました
2024年7月31日、筑波大学征矢英昭教授にお招きいただき、乳酸と脳疾患:MRSおよび超偏極MRによる検討 に関するセミナーをさせていただきました。セミナー後には研究室も見学させていただき、脳フィットネスを高める運動条件の探索と運動プログラムの開発、をマウスからヒトまで活発に研究されている様子を拝見し大変感銘を受けました。質疑を通し、自分たちの見ている現象の解釈について多くの示唆が得られました。この度は貴重な機会をいただき大変ありがとうございました。
遺伝子疾患治療研究部内セミナーで講演
2024年7月29日、国立精神・神経医療研究センター遺伝子疾患治療研究部 青木吉嗣部長にお誘いいただき、MRS/超偏極MRSによる脳エネルギー代謝研究に関する講演をさせていただきました。たくさんの質問をいただき、自身の研究内容についての新たな気づきが得られました。この度は大変ありがとうございました。
秋田で講演させていただきました
新潟大学脳研究所脳神経内科の医局時代から大変お世話になっている秋田赤十字病院脳神経部長 原賢寿先生にお招きいただき、第79回秋田脳神経画像研究会で講演をさせていただきました。アルツハイマー病のPETでの診断の現状から、MRSでの研究成果まで、マルチモダルイメージングの活用例も交えてお話させていただきました。
20年ぶりにお目にかかる先生方もご参加くださり、当時を懐かしく思い出しました。会の後の団欒では免疫性疾患の治療がかなり進んでいることを拝聴し驚きました(臨床のほうのUpdateの必要性も実感)。炎症・免疫との関連が示唆されるアルツハイマー病も免疫性疾患での成功から学ぶことでより良い治療法の開発もできる時代が来るのでは(頑張らないと)と思いました。
大賀ハス?でしょうか。駅のすぐ近くにきれいな花が沢山さいていました。
原先生及び研究会関係の先生方・会を準備してくださったGEヘルスケアファーマの皆様、貴重な機会をありがとうございました。