小野麻衣子主任研究員がde Leon Prizes in Neuroimagingを受賞!

シヌクレインのPETリガンド開発の論文で小野主任研究員がde Leon Prizes in Neuroimagingを受賞し、2025年7月にTorontoで表題の授賞式が行われました!

学会上でスクリーンにうつった小野主任研究員

受賞論文はこちらです。Imaging α-synuclein pathologies in animal models and patients with Parkinson’s and related diseases2024 Aug 7;112(15):2540-2557.e8. doi: 10.1016/j.neuron.2024.05.006. Epub 2024 Jun 5.

今回の研究成果がパーキンソン病、びまん性レビー小体病、多系統萎縮症、種々のシヌクレイノパチーの患者さんの病態解明と治療法の開発につながるよう、さらに頑張っていかねばと思います。

受賞おめでとうございました!

 

 

 

 

 

 

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第48回日本神経科学学会大会 in 新潟

2025年7月24日~27日の間、新潟で日本神経科学学会大会に参加して参りました。AAICの授賞式 in Torontoに参加となった小野主任研究員に代わり、代理で発表と座長を務めて参りました。

Impaired mitochondrial energy metabolism related to astrocyte in the brain of Alzheimer’s disease, Maiko Ono, Kosei Hirata, Rena Kono, Keita Saito, Bolati Wulaer, Jun Nagai, Hiroshi Shimizu, Yasuo Uchida, Yuhei Takado

会の合間には新潟の夏を久しぶりに味わいました。

学会会場の朱鷺メッセに続く道
宿泊したホテルの近くの信濃川、初めて朝のジョギングをしてみました

私自身は病態神経科学・イメージングをメインにしていますが、他の分野の知り合いとも久しぶりに会っていろいろ話をすることができ、とても充実した学会となりました。

 

 

 

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Hyperpolarization Symposium in QST

今週火曜日にAurhus大学のLaustsen教授、スイスEPFLの元同僚Dr. Mor Mishkovsky、Dr. Andrea Capozziに来日いただき、超偏極のシンポジウムを開催しました。足元の悪い中、超偏極に興味のある先生方に多数ご参加いただき、特別講演の3人から貴重なお話を拝聴することができました。

Dr. Andrea Capozziの講演
Dr. Mor Mishkovskyの講演
Laustsen教授の講演

業務の合間に沢山美味しいものを食べながら、貴重なお話を伺うことができました。スイスー日本共同研究(SNSF/JSPS)のプロジェクトとしての実験もすべてうまくいき、大変充実した数日間でした。

和牛にわくわく
火への反応は万国共通

文字通り、 朋、遠方より来る。また楽しからずや の数日間で、あっという間に過ぎていきました。準備に協力いただいた皆様、シンポジウムにご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。

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Brain and Brain PETに参加

6月1日ー6月4日までソウルで開催されたBrain and Brain PETに参加して参りました。研究分野の観点でアウェイとなる発表は、いつも以上に工夫が必要だと実感しました。次の機会に生かしたいと思います。

口頭発表風景(Ipadが準備されており、原稿を作成すればよかったと思いました)

興味のある分野のセッションは大変勉強になりました。また、数年前に千葉の研究所で過ごされた学生さんともランチをご一緒でき、とても充実した学会出張となりました。

学会場前のお寺

韓国は初めてでしたが日本からとても近く、疲労感は国内学会と同程度でした。韓国焼肉はとても美味しく、風は湿度が低くてさわやかでした。アジアの国際学会も参加が楽でいいなと思います。2年後は上海とのこと、参加できるように研究成果を積み上げたいと思います。

 

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ISMRM 2025に参加してきました

2025年5月10日~5月15日までホノルルで開催されたISMRMに参加してきました。

日曜日の朝から25分の発表をAlzheimer’s & Dementia: from diagnosis to treatmentのセッションで、Biomarkers for diagnosis: PET/MRI in Alzheimer’s Disease のタイトルで発表しました。時差ぼけの中、頑張りました。

十分準備を行いましたので参加者からは好評いただけたようでよかったです。自分自身が一番勉強になりました。AMPCの先生方、貴重な機会をありがとうございました(ISMRMからのオファーには結構ぎりぎりに来ることもあるようですが(1か月前とか)、返事はYes or はい、だそうです)。

Educational seminarでの発表(高堂)

火曜日にはOral pitchでの小野主任研究員の発表でした。アルツハイマーや変性疾患のセッションにもかかわらず、超偏極関係者が複数見に来てくれて充実した議論ができました。

Oral pitchでの発表(小野)

アルツハイマー病のセッションのModerator業務も行いましたが、複数の興味深い発表があり、熱い議論が行われました。

超偏極MR関連の会合では、ビーチ近くで行われためきれいな景色を眺めることができました。雨が時折降るため、遠くに虹がかかっていました。

超偏極MRの会合での1枚。ビーチ手前までしか到達できず。

ハワイは以前の学会では夏だったのでもっと暑かったように思います。今回は風が吹くと涼しさもありさわやかな気候でした。

空港でのアート鑑賞。

今回も多くの情報交換ができました。年々ISMRMの参加期間中は忙しくなっているように思いますが、そういう年代なのだと思いますので、気力・体力で乗り切りたいと思います。

来年はケープタウン!1年間また体力をつけて演題も準備して参加したいと思います。

 

 

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AD/PD 2025

2025年3月31日~4月7日までAD/PD 2025 ウィーンに参加してポスター発表をして来ました。初めて参加する学会でしたが発表内容がとても充実していました。

ホテルから学会場への道すがらのドナウ川?
学会場初日の風景
最終日のピザ屋さんから
ストックホルム経由で帰路へ

 

ADのイメージングに関する最新知見を得ることが目的で参加しましたが、バイオマーカーや治療法開発研究等、たくさんの新知見を学ぶことができました。来年はコペンハーゲンで3月に開催、また参加したいと思います。

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The 15th BRI International Symposium で講演

2025年3月15日に新潟大学脳研究所で開催されたThe 15th BRI International SymposiumにてMetabolic imaging and spatial transcriptome analysis on Alzheimer’s disease model miceのタイトルで発表させていただきました。脳腫瘍に対するトランスクリプトーム解析がメインの国際シンポジウムでしたが、手法から病態まで多岐にわたる話題が組まれ、大変勉強になりました。招待いただいた棗田学先生、大変ありがとうございました!

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分子研・スピン生命フロンティア合同研究会にて講演

分子研・スピン生命フロンティア合同研究会(自然科学研究所 岡崎コンファレンスセンター)にて、超偏極MRIを中心とした代謝イメージングによる脳研究、というタイトルで講演させていただきました。MRやNMRに関係する異分野の研究者が集い、活発な議論が行われとても刺激になりました。企画いただいた先生方、大変ありがとうございました。

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ISMRM Hyperpolarization Study Group で講演

ISMRMのVirtual meeting ‘Historical & New Perspectives on Hyperpolarized MRI’ で講演の機会をいただきました。夜中1時半からの発表で体力的には大変でしたが良い経験となりました。ISMRMのWebページでアーカイブスとして記録されるようです。視聴は関係者に限られますがご興味ありましたらどうぞ!

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小野麻衣子博士の筆頭著者論文が受理されました!

小野麻衣子博士の筆頭著者論文 Awake brain MRSI reveals anesthetic sensitivity and regional aging effects on [13C]bicarbonate metabolism in miceFrontiers in Neuroimaging に受理されました。

本研究では、マウスを対象に超偏極MRSIを用いて[Bicarbonate]代謝を解析し、覚醒下の実験系が[Bicarbonate]の検出に有用であることを明らかにしました。また、[Bicarbonate]代謝に加齢が影響することを発見しています。従来のマウス実験は麻酔下でしか行えず、[Bicarbonate]の検出は困難とされていましたが、覚醒下の実験系を構築することでこの課題を克服しました。

[Bicarbonate]はミトコンドリア機能を反映する可能性があるため、この評価系は、アルツハイマー病をはじめとする様々な疾患モデルマウスへの応用が期待されています。病態研究への大きな貢献が期待される本成果に、心よりお祝い申し上げます!

 

 

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