DTUでのセミナーと実験

スイス時代の元同僚と共同研究プロジェクトの一環で、デンマーク工科大学にて実験、ワークショップでのセミナーをしてきました。快晴で湿度もひくく、また学生は夏休みシーズンに入っていて人もまばらでした。

DTUの構内
DTUの構内2
DTUから少し歩いた村?
ホワイトアスパラガスと白身魚(おしゃれですね)
デザート

最終日の実験が終わった夜は、コペンハーゲンに移動し夕飯後、街中を散策しました。有名な観光地も少し覗いてきました。

有名なところ

3日間、盛り沢山の実験ができました。21時を過ぎても明るいため疲れも麻痺し、朝は4時すぎから明るいので早朝から目が覚め、というサイクルの繰り返しでした。3日間で共同研究が大きく進展しスイスの元同僚とも近況を語り合え、DTUにも新たな知り合いができ、と収穫大の短期出張でした。

 

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2024 ISMRM Summa Cum Laude Merit Award

ISMSM in Singaporeでの平田浩聖先生の発表「In Vivo Assessment of Astrocyte Reactivity in Patients with Progressive Supranuclear Palsy」がISMRM Summa Cum Laude Merit Awardを受賞しました!各発表カテゴリー中でトップ5%の高評価の若手発表者に与えられる賞だそうです。おめでとうございます!

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PSP病態におけるアストロサイト活性化

論文がオンラインで掲載されました!

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ana.26962https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ana.26797

進行性核上性麻痺(PSP)の前部帯状回におけるアストロサイト活性化の重要性をMRS、バイオマーカー、PET及び病理評価を用いた検討により報告しました。前部帯状回領域ではタウの蓄積が顕著になる前にアストロサイトの活性化が生じている可能性を示しています。前回のアルツハイマー病病態の後部帯状回に続き(https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ana.26797)、PSP病態でも乳酸濃度の上昇がみられ、アストロサイト活性化に関与するエネルギー代謝異常の存在が示唆されました。エネルギー代謝物のフラックスを非侵襲に評価する超偏極MRIが脳病態評価に有用な可能性がありそうです。

筆頭著者の平田浩聖先生 Dr. Kosei Hirata、おめでとうございます!

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ISMRM 2024 in Singaporeに参加しました

メンバーとともにISMRMに参加してきました。Educationalセミナー、Power pitchからのデジタルポスター、Traditional poster、Oral presentationと盛り沢山でした。

Educational セミナー(高堂)
パワーピッチOral presentationでの発表 (小野)
Moderatorの業務風景 (高堂)
朝いちばんのポスター発表(河野)。がんばりました!
堂々とした発表風景(平田)!優秀演題に選出されてました!
次回に備えてのイメトレ!エンジョイしてますね!
集合写真、3名の初参加、おつかれさまでした!

学会では多くの海外の友人たちが元気に活躍されている姿を見ることができ、大変刺激になりました。シンガポールは暑い街でしたが日本に似ている部分も多く、快適に過ごせました。フードコートでのバクテーやチキンもおいしかったです。研究のさらなる発展、そしてその研究が医療への貢献につながるように、頑張っていきたいと思います。